最終予選バーレーン戦が「地上波で見れない」…日本代表戦に広がる悲鳴と懸念「ファン離れていく」

アウェー・バーレーン戦はDAZNのみで放送される【写真:ロイター】
アウェー・バーレーン戦はDAZNのみで放送される【写真:ロイター】

W杯アジア最終予選のバーレーン戦は「DAZN」の独占配信に

 森保一監督率いる日本代表は現地時間9月10日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン戦に臨む。敵地で行われるこの一戦は、スポーツチャンネル「DAZN」の独占配信。地上波放送はされず、「地上波で見れない」「ファンは離れていくぞ」とファンからは悲鳴と懸念の声が広がっている。

 中国とのW杯最終予選の初戦で、日本は圧巻のゴールラッシュで7-0と大勝し、8大会連続でのW杯出場へ幸先の良いスタートを切った。この一戦は地上波(テレビ朝日)やDAZNなどで放送されていたものの、アウェー開催となるバーレーンとの最終予選第2戦は「DAZN」の独占配信となる。

 かつては地上波放送が当たり前だった代表戦も、放映権料の高騰により減りつつある。前回のカタールW杯最終予選でも同様の問題に直面。さらに昨年11月のW杯2次予選、中立地開催となったシリア戦では地上波も有料動画配信サービスの配信もなしという、異例の事態に陥ってもいる。

 もはや珍しい事態ではないものの、W杯出場を決める重要な決戦の放送形態に「地上波で見れない」「残念すぎる」と落胆の声が続々。先日の中国戦では、ホーム開催の最終予選ながらチケットが6000枚売れ残り、スタンド上部には空席も散見されたなかで、「サッカー熱も下がって来た」「ファンは離れていくぞ」と懸念の声も広がっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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