内田篤人氏は森保監督の続投メリットをどう考える? 「いいんじゃないですか」の真意
内田篤人氏と佐藤寿人氏が見解
森保一監督の率いる日本代表は、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦で中国代表に7-0と快勝した。9月11日(現地時間10日)にはバーレーンとの第2戦を控えるなか、スポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」では、元日本代表DF内田篤人氏と元日本代表FW佐藤寿人氏が、アジア最終予選の難しさと今の日本にあるメリットを語った。
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1998年のフランスW杯に初出場してから、日本代表は7大会連続でW杯に出場し続けている。結果を残してきている日本だが、最終予選の戦いは決して簡単なものではなかった。自身も日本代表として2010年と2014年のW杯予選を戦っている内田氏は「厳しいというより、難しいっていう言い方かな。アウェーに行ったら移動も大変だし、時差も大変だし、暑いし。全然、ピンチじゃないのに『ウワーッ』て盛り上がったら流れを持っていかれちゃうこともあるし。それに結構、いい選手もいるんですよ。ヨーロッパでやっていないっていうだけで。ただ大丈夫です。日本のみなさんは」と、ピッチ外での難しさとともに、世界的には無名であっても各国代表に名を連ねる有力選手が出てくることを理由に挙げた。
また、佐藤氏は「僕がプレーしていた当時と今は、ヨーロッパにいる選手の人数が圧倒的に違うので。当時は3分の1とか多くても半分くらいだったので」と前置きをしたうえで、「国内組も半分しかいないので、トレーニングの強度をどう作るかが難しかった。今はある程度、海外組が多いのでどっちに取ればいいのかは、比較的にやりやすいんじゃないかと思う」と、欧州でプレーする選手が増えたことによるメリットを挙げた。
また内田氏は、「森保さんも最終予選は続けてになるから、チームとしても成熟は全然違うと思います。いいんじゃないですか」と、森保一監督にとっても2大会連続でのW杯アジア最終予選になることも、プラスに働くだろうと指摘した。
直近のW杯最終予選の初戦では2連敗していた日本だが、今回は9月5日に行われた中国との初戦に7-0と圧勝。素晴らしい滑り出しを見せたが、このままいい流れを継続し、この最終予選で8大会連続のW杯出場を決めることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)