敵地バーレーン、実際の“過酷環境”は? 日本代表を襲う最高気温40度…欧州組の本音「全く違う」
バーレーンは夕方以降でも厳しい蒸し暑さが残る
森保一監督が率いる日本代表は現地時間9月7日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦バーレーン戦へ向けトレーニングを再開させた。6日に現地入り、翌日からピッチで感触を確かめたなか、バーレーンは18時時点でも蒸し暑さが残る気候となっていた。
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お昼には40度近くの猛暑となるバーレーンは、湿気もあり蒸すような暑さに。練習が始まる18時頃には体感30度前後まで落ち着くものの、湿度70%越えの厳しい環境だ。選手たちがプレーする最中、頻繁にコーチ陣が水分補給を呼びかけていた。
普段オランダ1部フェイエノールトでプレーするFW上田綺世は「暑いです(笑)。暑いし、動かなくても暑い。僕らヨーロッパから来た選手も多いですし、そもそも日本がめちゃくちゃ暑いんで。こっちに来て、日本が暑いんで、もうこっちなんかなおさら暑いし、僕にとっては全く違う気温湿度」と環境について率直な感想を漏らす。MF中村敬斗(スタッド・ランス)も「(暑さ)結構辛いっすね」と実感を話した。
実際、少し動くだけでもまとわりつくような湿度。DF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)も「風もなんかぬるい感じで。けど、やっぱ日没過ぎるとちょっと下がった感じはしますね」と環境に触れたが、チームとして「サウナで暑さ対策をしたりとかはしてます。もちろんこっち来てからもですけど、東京にいたときから」と、特殊な気候に順応するため色々工夫を凝らしていることも明かしている。
アウェー決戦で1つ日本の懸念点となる気候の問題。現地時間10日のキックオフは19時となるなか、選手たちも中東の“暑さ”という敵にも立ち向かわねばならない。
(FOOTBALL ZONE編集部)