決勝点演出の香川に独紙がチーム最高評価 ドルトムントで「最も優秀な一人」と称賛

インゴルシュタット戦に3戦連続フル出場し1-0勝利に貢献

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は現地時間17日、28歳の誕生日に行われたブンデスリーガ第25節の本拠地インゴルシュタット戦に先発フル出場した。先制点の起点になるスルーパスで1-0勝利に貢献した背番号23は、独メディアからチームトップの評価を受けたほか、「最も優秀な一人」という称賛の言葉も送られている。

 この日の香川は1トップを務めたFWオーバメヤンの後方で、MFプリシッチと並んで2シャドーの一角として先発出場。前半14分、ピッチ中央でパスを受けた香川は素早い反転で前を向くと、左サイドを駆け上がったDFシュメルツァーへスルーパスを通した。中央への折り返しをオーバメヤンが左足で押し込んで今季23得点目をゲット。これが決勝点となり、ドルトムントは辛くも2試合ぶりの白星を手にした。

 ドイツ地元紙「WAZ」の採点(1が最高、6が最低)で、香川はオーバメヤンとGKビュルキの2人と並ぶチームトップタイの2.5点が与えられた。「彼の周りには多くの相手DFがいたが、彼はターンした。フェイントと素晴らしいパスで1-0の起点になっただけでなく、プリシッチとドゥルムにも2度のチャンスがあった」と、寸評ではキレのある動きとチャンスメークを高く評価されている。

 シュートチャンスを決めきれないなど精彩を欠いたMFゲレイロが単独ワーストの5点だった。

 

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