2戦11ゴールの爆発「つ、強え」 標高2600mでヤングなでしこ躍動も「怪我が心配」
U-20女子W杯でガーナを4-1で下す
U-20女子ワールドカップ(W杯)を戦うヤングなでしこ(U-20女子日本代表)は、現地時間9月5日のグループE第2戦でガーナと対戦し4-1の勝利を収めた。2戦合計11ゴールの日本にはファンも喜びの声を上げている。
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コロンビアの首都ボゴタで開かれている今大会。日本は2日の初戦でニュージーランドを7-0で下し好スタートを切った。標高約2600メートルとマラソンの高地トレーニングを行うような環境で、若きなでしこたちが奮闘する。
5日の第2戦ではガーナと対戦。前半26分にDF米田博美が負傷し岡村來佳と交代するアクシデントがあり、同32分には自陣ペナルティーエリア内で起こった相手との接触でVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入する。PKの可能性もあったが、ここはおとがめなしで相手のコーナーキックで再開された。
すると前半45分、FW笹井一愛が先制ゴールを挙げる。同アディショナルタイム6分にはFW松窪真心が追加点。2点リードで前半を折り返す。後半に入っても日本ペースが続く。開始5分でMF早間美空が日本の3点目を奪った。
後半38分にはDF岡村來佳がガーナにPKを与えてしまい失点。それでもハイラインを敷くガーナ相手に押し込み何度もゴールに迫った日本は、同45分には、この日2点目となる松窪のゴールで相手を突き放し4-1の勝利を飾っている。
大量7得点の勝利に続き、4ゴールを挙げ勝利した日本。SNS上では「ナイスゲーム」「観ていて楽しかった」「つ、強え」と絶賛する声のほか、「高地で大変そうだった」「怪我が心配」といった心配のコメントも寄せられていた。
試合を通し、日本のポゼッション率は57%。パス総数では日本が663本に対し、ガーナは228本と3倍近い数値となった。見事な勝利を飾り決勝トーナメント進出を決めた日本は、8日の第3戦でオーストリアと対戦する。
(FOOTBALL ZONE編集部)