W杯アジア最終予選の初戦で中国と対戦

　森保一監督率いる日本代表は、9月5日に埼玉スタジアムで行われた2026年北中米共催ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の初戦となる中国代表戦に臨み、7-0で勝利を収めた。

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　森保ジャパンは最終予選で中国、バーレーン、サウジアラビア、インドネシア、オーストラリアと同組。日本は過去、2大会連続で初戦を黒星スタートとなっており、まずは初戦の中国戦では勝利が求められている状況だった。

　日本はCBに板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹を並べ、WBに三笘薫と堂安律を配置する超攻撃型の3バックを採用。ボランチには不動の遠藤航と守田英正、シャドーに久保建英と南野拓実、1トップに上田綺世が入った。

　序盤から日本が試合を支配すると、前半11分に久保からのクロスを堂安が頭で合わせるも、シュートは相手GKに阻まれた。しかし、そのプレーで得たコーナーキックで、板倉と町田が相手マークをブロックして空いたスペースに遠藤が走り込み頭で合わせてゴールネットを揺らした。さらに同アディショナルタイムには、右サイドから堂安のクロスに三笘が頭で流し込みリードを2点にして前半を折り返した。

　後半も日本が優位に進めると同7分、ボールを受けた南野が相手の股を抜き、右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。さらに同13分にも南野がゴール右隅に流し込みリードを広げた。同18分には7か月ぶりに代表復帰の伊東純也が投入され、スタジアムは大歓声。すると後半32分にパスを受けた伊東が左足を一閃。相手に当たり方向が変わるとボールはゴールに吸い込まれた。さらに伊東は同42分にFW前田大然のゴールをクロスからアシストした。さらに同アディショナルタイムも伊東のパスから久保が決め、7-0で快勝を収めた。