日本代表の裏で波乱…ライバル豪州まさかの黒星 ハイキック一発退場、バーレーンに不覚

バーレーンに敗れたオーストラリア代表【写真:Getty Images】
バーレーンに敗れたオーストラリア代表【写真:Getty Images】

W杯最終予選、日本と同じC組のオーストラリアが初戦で0-1敗戦

 2026年北中米ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選が9月5日にスタートし、日本と同じC組ではライバルの1つと目されたオーストラリアが初戦でバーレーンに0-1で敗戦スタート。ホームで退場者を出し、不覚を取った。

 今大会から48チームに出場枠が拡大されることで、アジアは8チームが本大会へストレートイン。1チームが大陸間プレーオフに進むことから「8.5枠」とも表現される。3組に分かれた最終予選は上位2チームが出場権を獲得し、3位と4位のチームはプレーオフに進む。C組は日本、オーストラリア、サウジアラビアのW杯常連組が入ったことから、このうち上位2チームを争う構図が予想された。

 その中でオーストラリアは初戦で伏兵になると見込まれるバーレーンをホームに迎え撃った。0-0のまま進んだ試合は後半32分、オーストラリアのFWクシニ・イェンギがボールに反応した際、足の裏を高く上げて相手選手の首付近を蹴ってしまい退場処分となった。

 そして後半44分、バーレーンが左サイドから切り崩してクロスを入れるとブロックに入ったDFハリー・サウターに当たったボールがそのままゴールへ。記録はオウンゴールとなり、この1点が決勝点となってオーストラリアは初戦を黒星スタートとなった。

 日本は現地時間10日にアウェーでバーレーンと対戦する。オーストラリアが不覚を取った中東の雄を相手に、油断のできないゲームになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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