元日本代表の反転ゴラッソ「中村俊輔みたい」 プレミアクラブにも一撃見舞った左足に脚光

横浜FMの天野純【写真:徳原隆元】
横浜FMの天野純【写真:徳原隆元】

横浜FMでプレーする天野が決めた左足の一撃に脚光

 横浜F・マリノスは9月4日、Jリーグルヴァンカップ準々決勝の第1戦で北海道コンサドーレ札幌と対戦し6-1の快勝を収めた。この試合で美しい軌道を描く一撃を見舞った元日本代表MF天野純には、多くの賛辞が送られている。

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 ホームで迎えた札幌戦。勢いは完全に横浜FMにあった。前半30分にFW植中朝日が先制弾を挙げると、6分後には美しいミドル弾で植中がこの日2点目を決める。後半14分にオウンゴールで点差が3-0に開くと、天野のゴールラッシュが訪れる。

 後半18分、マイナスの折り返しにダイレクトで合わせ4-0。続けて同29分にはショートコーナーの流れから、天野がペナルティーエリア内でボールを受け反転。素早い左足の振りでファーサイドのネットを華麗に揺らした。美しい軌道を描いたゴールは反響を呼び、SNS上でも「天才レフティー」「俊さんを感じる」「中村俊輔みたい」「うーーんま!」「蹴り方がまじで中村俊輔」と元日本代表の名手の名前も出るほど話題となった。

 現在33歳の天野は、横浜FMユース出身。順天堂大学を経て2014年に馴染みあるクラブとプロ契約を結ぶ。その後はベルギーのロケレン、韓国の蔚山現代FC、全北現代モータースへのローン移籍も経験。22年にはKリーグオールスターの一員としてイングランド1部トッテナムと対戦し、見事なフリーキックも披露している。24年シーズンより横浜FMへ復帰。今季はリーグ戦23試合4ゴールに加え、今回のルヴァンカップで2得点もマークした。

 横浜FMはその後1点を失ったものの、MF水沼宏太がダメ押しの6点目。大量得点で勝利を収めたチームで、天野の存在感も十二分に示されていた。

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