森保J、W杯最終予選「中国戦予想先発」考察 気になる2列目に三笘&伊東の復帰コンビ…久保はベンチ?
5日にW杯最終予選で中国との初戦を迎える
森保一監督率いる日本代表は9月5日に、埼玉スタジアムで行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・中国戦に臨む。試合前日会見で森保監督は、7か月ぶり代表復帰の三笘薫と伊東純也の起用について明言を避け「試合を見て楽しんでいただければ」と言及したなか、大事な初戦で起用される11人を考察する。
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まずGKは鈴木彩艶だろう。今年1月カタールで開催されたアジア杯では守護神に抜擢。さらに今夏イタリアの古豪パルマに加入し、開幕戦では好セーブを連発しベスト11に選ばれた。
最終ラインは4バック予想で菅原由勢、板倉滉、谷口彰悟、さらに左サイドバックには町田浩樹を配置。町田は試合途中に3バックへシステムを変更しても左CBへスムーズに対応可能な点がメリットとなる。
またボランチは定番の遠藤航と守田英正が組む。旗手怜央、新天地に移籍した田中碧や鎌田大地のオプションはあるものの、遠藤と守田は不動の存在と言えるだろう。
気になる2列目は両翼に代表復帰の2人、三笘と伊東を配置し、両サイドから起点を作れる点は森保ジャパン最大のストロングポイントとなる。また、3バックへ変更しても交代なく、左のウイングバックに三笘を1列下がらせることができる。
トップ下には堂安律や久保建英、鎌田大地など多数の候補がいるが、南野拓実を推したい。3バックでは、左シャドーに南野が入る。さらに昨季モナコで復活を遂げた南野は、今季もリーグ開幕戦でゴールを決めるなど好調を維持。7か月ぶりに復帰した三笘、伊東と中国の牙城をどのように崩すか期待したい。
1トップは上田綺世。好調な小川航基、新天地で躍動する浅野拓磨と対照的に所属のフェイエノールトでは昨季に続き出番は限られているものの、代表ではコンスタントに結果を残している。クラブでの鬱憤を晴らしてほしいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)