森保監督、中国戦に「なぜそこまで慎重?」 “史上最も豪華な陣容”も…対戦国が注目する「3つの理由」
日本はW杯アジア最終予選の初戦で中国と対戦
日本代表は9月5日、2026年に開催する北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦で中国代表との対戦を控えている。MF三笘薫(ブライトン)、MF伊東純也(スタッド・ランス)が復帰し、歴代最強クラスのメンバーで臨むなか、対戦国メディアは「比較的平凡な中国に対し、森保一はなぜそこまで慎重なのか? 理由は3つある」と取り上げている。
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先月末に発表された招集メンバーでは、負傷によりDF伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)とDF冨安健洋(アーセナル)らが外れた一方、MF遠藤航(リバプール)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)ら主力勢が順当に選ばれたことに加え、三笘、伊東が約7か月ぶりに選出された。
守備陣では主力が欠けているものの、中盤から攻撃陣にかけてはほぼベストメンバーが揃うことになったことを受け、対戦国である中国大手メディア「SOHU」は「日本にとっては『脱アジア』という目標を試す重要な一戦となる。間違いなく日本代表のチーム史上最も豪華な布陣であり、森保一監督がこの試合を重視していることを反映している」と取り上げている。
FIFAランキングで日本が18位なのに対し、中国は87位となっているが、「比較的平凡な中国に対し、森保監督はなぜそこまで慎重なのか? 理由は3つある」と日本の“本気度”に注目。「1つ目は中国がこの試合に向けてより長い時間をかけてトレーニングを開始していたこと、2つ目は過去2回にわたるホーム初戦での敗戦が脳裏に残っていること。そして最後は、前回対戦で中国が見せた粘り強い精神と強さが印象的だったこと。これらの要因により、彼は特別な注意を払っている」と説明している。
日本はロシアW杯最終予選の初戦UAE戦では1-2、カタールW杯最終予選の初戦オマーン戦では0-1と、直近2大会の初戦をホームで敗れているだけに、森保監督も中国戦に最大限の警戒心を持って臨むことに間違いはないだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)