長友佑都、長谷部誠コーチに「違和感しかない」 代表合流でともに調整「オーラ増している」

日本代表・長友佑都(左)と調整する長谷部誠コーチ【写真:編集部】
日本代表・長友佑都(左)と調整する長谷部誠コーチ【写真:編集部】

W杯3大会をともに戦った戦友「コーチの長谷部さんのほうがカッコいい」

 森保一監督率いる日本代表は2日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の中国戦(5日=埼玉)、バーレーン戦(10日=リファー)に向けて千葉県内で合宿をスタートさせた。この日は16人が集まり、海外組は室内で調整。ピッチに出た最年長37歳のDF長友佑都は、サプライズ就任した長谷部誠コーチについて言及。ワールドカップ3大会をともに戦った戦友への思いを明かした。

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 長友はFC東京に所属していた2008年、岡田ジャパンに初招集。2010年の南アフリカ大会から2022年のカタール大会まで、4大会連続でワールドカップに出場した。なかでも2010年からの3大会は長谷部主将とともにチームを牽引してきた。

 長谷部氏は2018年のロシア大会を最後に代表を引退後も、ドイツ1部ブンデスリーガのフランクフルトで活躍。40歳を迎えた2023-24シーズン限りで現役引退し、今年9月からフランクフルトⅡ(U-21)のアシスタントコーチに就任した。

 そんななか、8月29日に行われた日本代表の記者会見でコーチ就任をサプライズ発表した。森保一監督は「私が協会の方々に要望させていただきました」などと説明。長友とは選手とコーチの関係として、約6年ぶりに共闘することになっていた。

 この日、長友は前日1日に試合があったDF高井幸大を除く国内組FW細谷真大、DF望月ヘンリー海輝、DF中山雄太とともに約40分間軽めの調整。ピッチに出た長谷部コーチとも“鳥かご”でボールを奪い合うなど、精力的に体を動かした。長友はピッチで再会を果たした瞬間、熱いハグを交わしていた長谷部コーチについて聞かれると「違和感しかないですね」と即答。「選手のときの長谷部さんより、コーチの長谷部さんのほうがカッコいいですね。オーラが増しているような」と感想を話し、笑いを誘っていた。

「全然びっくりしなかったですね。遅かれ早かれ来るんだろうなっていうのは野生の勘で。代表でも長いことプレーしてきましたし、海外でも僕ら色々経験してきてるんで。2大会この初戦で負けてるんで、そういった意味でもその経験というのを長谷部さんとともに、後輩たちに伝えたいなと思います」

 日本代表は2018年ロシア大会アジア最終予選の初戦、9月1日のホームでのUAE戦に1-2と敗れた。さらに2022年カタール大会アジア最終予選でも、9月2日に行われた初戦のホームでのオマーン戦に0-1と敗戦を喫している。酸いも甘いも噛み分けた2人が、森保ジャパンにとって頼もしい存在になるに違いない。

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