A代表抜擢のJ1大卒ルーキー「数年後プレミア」? 大器の片鱗見せた「理不尽」守備が話題
町田DF望月が見せた守備ブロックシーンに注目
森保一監督率いる日本代表に初選出となった22歳DF望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)が話題だ。192センチの長身サイドバック(SB)が持つポテンシャルが現れたプレーシーンが注目を浴びている。
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国士舘大学から2024年よりJ1参入の町田に加入。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ22歳は、大卒ルーキーとしてここまでJ1リーグ18試合に出場している。優勝争いを演じるチームで、プロ1年目から研鑽を積む。
8月28日、9月に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に挑むA代表メンバーに抜擢されたことは大きなサプライズとなった。森保監督は「非常にフィジカル能力が高く、サイズ的にも魅力がある」と太鼓判を押している。
同じSBではJリーグからW杯4大会に出場しているベテランの長友佑都(FC東京)もメンバー入り。世界レベルを知る現役のヨーロッパ組の菅原由勢(サウサンプトン)も名を連ねている。先輩たちから学べるものは少なくないはずだ。
そんな望月のプレーでも特筆すべきシーンが話題に。Jリーグ公式YouTubeチャンネルでも取り上げたのは、横浜F・マリノスとの一戦で披露した守備だ。DF加藤蓮がサイドからドリブルで仕掛けた際、完全に逆を突かれた望月。それでも快速と身体能力を生かし、ペナルティーエリア内の正当なショルダーチャージで攻撃をシャットアウトして見せた。
同対戦チーム相手には、別の試合でスピード自慢の元日本代表FW宮市亮とのマッチアップで競り勝つ場面も。こうした才能の片りんを見たファンは「足なっっっが!」「世界的にみてもかなりの逸材」「とんでもない選手」「加速が理不尽」「ロマンの塊」「数年後プレミアとかあるんかな」と驚きの反応を示している。
望月も参加するW杯アジア最終予選は、9月5日にホーム(埼玉)で中国と、同11日にアウェー(リファー)でバーレーンと対戦予定。Jリーグで成長著しい逸材が、初のA代表で見せるプレーに期待したい。