浦和は原口元気を完全移籍で獲得

　浦和レッズは9月1日、元日本代表MF原口元気を完全移籍で獲得したことを発表した。2014年にJリーグから巣立った原口の古巣帰還には、ファンも「レジェンド降臨」「待ってた」と感激の声を上げている。

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　浦和の下部組織から2007年に2種登録されプロデビューした原口。翌年に正式にトップチームに昇格、14年からドイツのヘルタ・ベルリンへと移籍し海外での挑戦を開始する。レンタルでプレーしたデュッセルドルフ時代を挟み、ハノーファー、ウニオン・ベルリン、シュツットガルトと渡り歩く。

　シュツットガルトを24年6月末で契約満了となり、フリーとなっていたなかで同年9月1日に10年ぶりの古巣復帰が決まった。2018年ロシア・ワールドカップ（W杯）でも鮮烈なゴールを残した33歳が、Jリーグに帰ってくる。

　浦和はこの発表の前日、8月31日に行われたJ1リーグ第29節FC町田ゼルビア戦（2-2）をドローで終えた。後半アディショナルタイム8分に同点ゴールを許した一戦は、監督交代の激震が走ったクラブの苦しい状況も露わにしている。

　そんななかでの原口復帰に対し、SNS上では「レジェンド降臨」「浦和を変えてくれ！」「この日をずっと待ってた」「きたああああああ！」「チームを救ってくれ！」と話題に。ファンの間で歓喜の声が上がり、大きな反響を呼んでいた。

　リーグ戦12位の浦和は次節、9月14日にアウェーでガンバ大阪と対戦予定。5位をキープの堅守チームを相手に原口の活躍にも期待が懸かる。