FC東京アウェーで敗戦…台風10号で“ドタバタ移動”、監督が労い「すべてを出し切ってくれた」
J1リーグ第29節でサンフレッチェ広島とアウェーで対戦
FC東京は8月31日、J1リーグ第29節でサンフレッチェ広島とアウェーで対戦し、2-3で敗れた。台風10号の影響で新幹線での移動が不可能となり、試合当日に航空便で近県の空港に到着する“ドタバタ劇”を余儀なくされたなか、ピーター・クラモフスキー監督は「選手たちはすべてを出し切って戦ってくれた」と労った。
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直近5戦未勝利のFC東京は広島とのアウェー戦に向け29日の昼過ぎに広島へ出発も、台風の影響で新幹線が運転見合わせに。車内で長時間の“缶詰め”状態を余儀なくされた。静岡で宿泊後、一旦帰京。移動の負担を強いられたが、Jリーグ側は試合を開催する方向で進めたため、試合当日に航空便で近県の空港に到着した。
コンディション面で不利を被ったなかで前半5分、MFトルガイ・アルスランに先制点を奪われ失点。その後はホームチームに主導権を明け渡したなか、同32分にも再びアルスランに加点され0-2でハーフタイムへ。後半にはPKでアルスランにハットトリックを許す。同34分にFW小柏剛、アディショナルタイムにはオウンゴールで1点差まで詰め寄るも、あと一歩及ばなかった。
クラモフスキー監督は試合後、「選手たちはすべてを出し切って戦ってくれた。今日移動してということもあり色々なチャレンジがあった。そのなかで強く終盤戦うことができたと思いますし、サブで出てきた選手たちもインパクトを残してくれた。望んだ結果が出ずにそこは悔しく思う」と、選手たちを労いながら振り返った。
広島への移動が困難になりながらも、アウェー側のスタンドには東京サポーターが多数集結。「ここに足を運んでいただいたサポーターには感謝を送りたい。ここに足を運ぶことができなかったサポーターも魂を送っていただきありがとうございます」と感謝のメッセージも送った。
(FOOTBALL ZONE編集部)