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「ガクは今週の主役の一人になれる」 スペイン最大手紙がテネリフェ柴崎のデビューに注目
19日レウス戦でスペイン初陣が期待される柴崎 背番号20がついにピッチに立つか
テネリフェのMF柴崎岳は、現地時間19日に行われるリーガ・エスパニョーラ2部第30節レウス戦でスペイン初陣が期待されているが、スペイン最大手紙「マルカ」もその動向を伝えている。
「シバサキはデビューを今かと待ちわびている」とのタイトルが銘打たれた記事では、心身のコンディション不良によって、鹿島からテネリフェに移籍直後に島から去るかもしれないまでの状況に陥り、その後も1カ月半にわたって適応期間が必要だったことを記している。
それでも「ガク・シバサキは今週の主役の一人になれる存在である。本拠地のヘリオドーソで行われる一戦はデビューの可能性があり、ブランキアズール(テネリフェの愛称)にとって関心をつかむためのカギとなる試合となる」と、注目度の高い一戦となるとしている。
柴崎は昨年12月のFIFAクラブ・ワールドカップ決勝でレアル・マドリード相手に2ゴールを決めたこともあり、「ガクは誰もが驚くべき力を持っている」と潜在能力の高さを期待されている。その一方で、ルイス・マルティ監督は「ラジオ・クラブ・テネリフェ」のインタビューで、「現在のガクの状況は、チーム内で激しい競争をしており、プレーできる価値があると証明しなければならない」と語り、デビューを焦らせない方針だという。
スペイン、日本などからの熱視線が送られるなか、背番号20に身を包んだ柴崎がスペインのピッチに立つ瞬間は訪れるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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