“日本人5人”最終日に駆け込み移籍 電撃ステップアップも…ドラマあった欧州市場が閉幕
イングランド、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの五大リーグは閉幕
主な欧州移籍市場は現地時間の8月30日に閉幕した。日本人選手からも“駆け込み移籍”があった。イングランド、ドイツ、フランス、イタリア、スペインなどが終了。オランダ、オーストリア、ポルトガルなどは9月まで開いている。
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川崎フロンターレから海外移籍のためにチームを離脱していたMF瀬古樹がイングランド2部ストーク・シティへ完全移籍が決定。現在26歳の瀬古は、横浜FCで実績を積んで2022年に川崎へ。昨季はリーグ戦28試合に出場し、今季もベンチスタート中心に25試合で起用された。8月14日に瀬古が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱したことが発表され、2週間以上の時間を経てギリギリのタイミングで正式発表となった。
日本代表MF田中碧もイングランド2部リーズへ。田中には以前から今夏中の移籍の噂が過熱していたが、今季もデュッセルドルフで開幕を迎えていた。新シーズンが始まってからリーグ戦3試合、カップ戦1試合の公式戦全試合に出場。そこから急転直下、リーズへの移籍が決まった。2021年夏に川崎からデュッセルドルフに加入して3年。昨冬も移籍の可能性を模索してアジアカップのメンバーからは外れていたが、夏の市場“ラスト”に懸け込んだ。
またドイツ2部カイザースラウテルンがベルギー1部ヘントFW横田大祐を獲得。24歳FWは川崎ユース出身で、途中退団後にドイツのフランクフルトU-19に加入。カールツァイス・イェーナのBチームを経て、ラトビアでプロデビュー。ポーランドのグールニク・ザブジェ、ヘントと渡り歩いて、ドイツ2部という異色の経歴を持つ。
そして27歳の元日本代表MF三好康児はイングランド3部バーミンガムからドイツ1部ボーフムへの電撃移籍が決定。東京五輪世代の三好は自身のプロキャリアで初の五大リーグ挑戦となる。今シーズンからバーミンガムが3部降格となっていたなか、ステップアップに成功した。
三好と入れ替わりでバーミンガム入りを果たしたのがスコットランド1部セルティックのDF岩田智輝。3年契約で新天地へ渡った。セルティックでは昨季リーグ14試合の出場にとどまり、今季はここまで出場なしにとどまっていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)