日本代表MF、残留濃厚から一転 最大6億円…英移籍の可能性に現地注目「条件がまとまれば」
田中碧の英2部リーズ移籍が再熱か
イングランド2部リーズ・ユナイテッドがドイツ2部デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧の獲得に動いていると英紙「デイリー・メール」が報じている。
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クラブと契約が来年2025年までとなっている田中には以前から今夏中の移籍の噂が過熱していたが、今季もデュッセルドルフで開幕を迎えていた。新シーズンが始まってからリーグ戦3試合、カップ戦1試合の公式戦全試合に出場している。
そうしたなかで、イングランドの古豪リーズ移籍の噂が急浮上。同クラブは退団したMFグレン・カマラ(→レンヌ)の後釜となる中盤の選手を探しており、2023年までボルシアMGで指揮を執っていたダニエル・ファルケ監督が田中の獲得を熱望しているという。現地時間8月27日付レポートによれば、リーズはすでに交渉を開始しており、265万ポンド(約5億円)に設定されている契約解除条項を行使する準備があるという。そして「条件がまとまれば、今晩(27日)にもイングランドに飛ぶ可能性がある」とも伝えられている。
なお、ドイツ紙「ビルト」もイングランドでの報道を受けて「リーズは間違いなく再び田中に興味を持っている」と移籍の可能性を報じた。そのうえで「しかし、このMFの契約に退団条項はない。そのため移籍金は自由に交渉ができる。田中の市場価値は400万ユーロ(約6億4500万円)と評価されているが、フォルトゥナとの契約は今季終了後までなので、そこまで大きな金額にはならないだろう」と情報を補足して伝えていた。
いずれにせよ、デュッセルドルフ残留が濃厚とも見られていた田中へリーズが獲得に乗り出しているのは確かなようだ。今夏には多くの日本人選手がイングランドへ活躍の場を求めているが、森保ジャパンの主力メンバーである25歳もその流れに続くことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)