ハリル監督が若手切り! 小林や柴崎、大島、井手口らに苦言 「メンタル面で準備ができていない」
若手の精神面の未熟さを指摘したハリル監督 一方で今野や倉田、高萩らを招集
ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、UAE戦(3月23日)とタイ戦(28日)に向けた日本代表メンバー発表会見が16日に行われ、バヒド・ハリルホジッチ監督はメンバー25人を発表した。中盤では今野泰幸と倉田秋(ともにガンバ大阪)、そして初招集の高萩洋次郎(FC東京)ら20代後半から30代の選手がメンバー入りするサプライズがあったが、その理由として若手の精神面での未熟さを指揮官は指摘した。
「今野はコンディションがよさそうに見えた。プラス経験値が高い選手だ。代表でもすでにプレーしている選手であり、次の試合は経験が必要な試合になる。フィジカル的な戦いもゲームの中であるが、今野のようなタイプの選手は、そこで有用な選手かもしれない」
「高萩はソウルにいた時から追跡している選手だ。今のFC東京でのポジションを見ると、非常に良いパフォーマンスで興味深いものを見せてくれている。国際的な経験もある選手だ。そして183センチあるので、体格にも恵まれている」
「倉田は2列目でプレーし、ボールリカバリーをしながら後ろからプレーを加速させる役割をしている。戦術的な変更の中で興味深い存在で、様々なところへ動く選手だ。ボールを持っている時、持っていない時に加速ができる」
この言葉は会見の中でそれぞれ3人についての特徴、そして選出した理由をハリルホジッチ監督が述べたコメントだ。ボール奪取力に優れる今野、長身ながら低い位置でゲームメークもできる高萩、豊富な運動量で2列目を活性化させる倉田と違う持ち味を持つ。
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