2度目の海外挑戦「何度も救われた」 離脱のJ2主力、680字超のクラブ愛に感涙「全員必読」

長澤和輝が2度目の海外挑戦へ【写真:Getty Images】
長澤和輝が2度目の海外挑戦へ【写真:Getty Images】

長澤和輝が仙台離脱、SNSで思いを投稿

 J2ベガルタ仙台は8月21日、MF長澤和輝が自身2度目の海外移籍のためにチームを離脱することを発表。ドイツでプロデビューし、32歳となった長澤が仙台への感謝を自身のSNSを通じて発信している。

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 専修大学在学中の2013年末にブンデスリーガのケルンと契約した長澤は、そのままドイツでプロデビュー。その後2016年に浦和と契約し、ジェフユナイテッド千葉へ期限付き移籍を経て17年からに復帰する。浦和でAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇も経験したなか、21年に名古屋に移籍。23年8月からは仙台へと籍を移し、今季はここまでリーグ戦27試合1ゴールをマークしていた。

 8月21日に海外移籍での離脱が決定したが、長澤は後日メディアプラットフォーム「note」を更新し「ベガルタ仙台へ感謝を込めて」と、お世話になった仙台への言葉を並べた。

 仙台は今シーズンここまで13勝8分7敗。元日本代表の森山佳郎氏が監督を務めた初年度となったなか、「チームは大きく変わりました」と、長澤は指揮官の影響力を明かす。「実は大学時代、同じ寮の仲間であった、当時サンフレッチェ広島ユースの選手から『ゴリさん(森山監督)っていう凄い指導者がおるけ〜』とよく話を聞いていました。噂通り、それ以上に、ゴリ監督は『この人のために勝ちたい』と思わせる稀有な指導者です」と太鼓判を押した。

 続けて「今年のベガルタは、昇格と育成をかけた挑戦をしています。この挑戦に全力で臨めたのは、サポーターの皆様の熱い応援があったからこそです。皆様の声援が選手の限界を押し上げ、どんな相手とも自信と勇気を持って戦うことができました」と綴っており、サポーターの温かい応援も、自身の力となっていたことを実感している。

「ベガルタ仙台の一員として過ごした1年は、プロサッカー選手として最高に幸せな経験でした」

 こうした感謝のSNS発信には、ファンも「海外でぶっ放してきてほしい!」「泣いた」「何度も先生に救われました」「1年しか居なかったのにこんなに影響力がある選手はそういない」「先生からの『卒業文集』です。全員必読」といったコメントを寄せ、反響が広がっていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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