日本代表OBも唸った才能 J助っ人を振り切る推進力に驚き「ぜひ代表で」「日本人離れすぎ」
山田新とホイブラーテンの対峙シーンに解説や実況からも絶賛の声
川崎フロンターレは8月24日、J1リーグ第28節で浦和レッズと対戦。しかし開始直後から断続的な豪雨に見舞われたなか、ハーフタイムの時点で試合が中止となる。それでも大雨の中で光った活躍を見せた24歳のFW山田新には、解説や実況からも絶賛の声が飛んだ。
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埼玉スタジアムで行われた一戦は、浦和が1-0でリードして前半を終えたあとに試合が中止。同会場では、7日に予定されていた浦和対柏レイソルの試合中止に続く異例の事態となっている。
前半のみ行われた24日の川崎対浦和。雨の降りしきるなかパワフルな突破で観る者を魅了したのが、大卒2年目の山田だ。川崎のアカデミー出身で、桐蔭横浜大学を経て23年に川崎トップチームに正式加入。今シーズンはここまで28試合(浦和戦除く)に出場し11ゴールをマークしている。
前半33分、自陣で浦和のDFマリウス・ホイブラーテンを背負った山田は、ボールを受け反転。相手のプレッシャーを受けつつも力強く前進し、相手陣内深い位置までドリブルで運んで行った。
この試合で解説を務めた元日本代表の坪井慶介氏は「日本人にしては珍しいタイプ」と驚きを示し「(身体を)当てながら進んでいける。この選手はすごい」と、その特徴について絶賛。実況の下田恒幸氏も「近年の代表選手にいないタイプですね」と同調している。
SNS上でも「フッキ思い出した」「ぜひ代表でも見たい」「頼もしい」「フィジカルが日本人離れすぎる」「エグい」と話題に。浦和の実力派MFと堂々と対峙した山田には、今後も大きな注目が集まるはずだ。
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