今季12得点の小森飛絢、ゴール期待値ではJ2トップタイ

　ジェフユナイテッド千葉に所属するFW小森飛絢が、J2リーグ得点ランキングでトップに迫る勢いだ。8月25日の第28節ベガルタ仙台戦（4-2）で2ゴールを挙げた24歳には、再び大きな注目が集まっている。

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　新潟医療福祉大学在籍中の2022年に翌シーズンの千葉加入が内定。特別指定選手として22年にデビューを果たし、プロ1年目となった23シーズンからリーグ戦33試合13得点とフルスロットルで活躍している。

　今季より背番号を10番に変更した小森は、第20節までコンスタントに得点を重ね10ゴールをマーク。しかし第21節から7試合ノーゴールの状況が続いていた。

　それでも迎えた仙台とのホーム戦。2-2の状況で後半31分、同40分に小森がネットを揺らす。1点目はクロスに反応し頭で合わせたストライカーらしい一撃。2発目はフリーの場所に流れてきたところを見逃さず豪快に蹴り込んだ。

　相手を突き放す2ゴールで千葉を勝利へと導いた小森。今季通算12得点まで伸ばし、J2得点ランキングでは谷村海那（いわきFC／15得点）、エジガル・ジュニオ（Ｖ・ファーレン長崎／14得点）に次ぐ3位となっている。

　またゴール期待値（シュートチャンスが得点に結びつく確率）ではJ2トップタイの10.5を記録している。同値は得点ランキング2位のエジガル・ジュニオだ。SNS上でも「昇格できなかったら確実にJ1に抜かれる」「世界に羽ばたくのもそう遠くないんだろうな」「完全復活！」「今年上がれないとどっかに獲られちゃいそう」といった声が寄せられ、話題を呼んでいた。