慶大19歳の怪物FWが欧州移籍浮上 “半額年俸”が後押しか…現地報道「再び日本で買い物」
FW塩貝健人は27年に横浜FM加入が内定
オランダ1部NECナイメヘンが横浜F・マリノスへの内定が決定している慶応義塾大学に在学中の19歳FW塩貝健人を獲得するようだ。オランダメディア「Voetbal International(VI)」は日本での報道を基に、「NECが再び日本で買い物。有望なストライカーを獲得へ」として複数年契約での加入になると報じた。
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塩貝は國學院久我山高校から慶應義塾大学に進学し、特別指定選手として横浜FMでプレー。2027年の横浜FM加入も内定済みで、今季のJ1リーグでは7試合で1得点しており、“怪物”と評される。
レポートによれば、NECは「数か月前から小川航基のライバルを探していた」という。なかなか補強が進んでいなかったなかで、U-19日本代表として活躍する塩貝に白羽の矢が立ったとされる。「塩貝はナイメヘンで同胞の小川と争うことになるだろう」と日本人同士のポジション争いも予想されている。
なお、「VI」のサンダー・ヤンセン記者は塩貝の移籍について自身のX(旧ツイッター)で「NECは彼を19歳で加入させることで、EU外選手の最低年俸の半額のみを支払うことになる。昨年NECに来た佐野航大にも当てはまる」と伝えている。オランダリーグではEU外国籍の選手の最低年俸が設定されているが、20歳未満の選手はその設定金額が20歳以上の選手の半分になる。昨季、J2ファジアーノ岡山からNECに移籍した佐野も19歳での移籍だったが、今回も19歳の塩貝がターゲットになったのはこういった背景があるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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