CL16強の計16試合で「62得点」は大会史上最多 唯一ノーゴールに終わった試合は…
CL16強で相次いだゴールラッシュ、2011-12シーズンの56得点を上回る得点数に
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間15日に決勝トーナメント1回戦が終了し、ベスト8が出揃った。ホーム&アウェーの計16試合で62得点が生まれ、CLラウンド16における最多記録を更新した。
ゴールラッシュが相次いだ。バイエルン・ミュンヘンはアーセナルを合計スコア10-2と粉砕。アウェーゴールの差でモナコがマンチェスター・シティを下した対戦も合計スコア6-6と、いずれも両チーム併せて12得点が乱れ飛んだ。
最も劇的な展開となったのはバルセロナ対パリ・サンジェルマン(PSG)だろう。PSGが本拠地第1戦を4-0と圧勝したが、バルセロナはホームに戻っての第2戦を6-1で制し、合計スコア6-5という大逆転を果たした。
最少はユベントス対ポルトの名門対決で2試合合計3-0だった。その他は最低でも両チーム併せて5得点以上が決まっている。引き分けはアトレチコ・マドリード対レバークーゼンの第2戦0-0のみで、このラウンド16で得点が生まれなかった唯一のゲームでもあった。
データ会社「オプタ」によれば、ラウンド16の16試合で62得点という記録は2011-12シーズンの56得点を上回り、チャンピオンズリーグ史上最多となった。
ラウンド16の結果は以下の通り。スコアは2戦合計。
バイエルン 10-2 アーセナル
レアル・マドリード 6-2 ナポリ
ドルトムント 4-1 ベンフィカ
バルセロナ 6-5 PSG
ユベントス 3-0 ポルト
レスター・シティ 3-2 セビージャ
アトレチコ・マドリード 4-2 レバークーゼン
モナコ 6-6 マンチェスター・シティ
(アウェーゴールの差でモナコが勝ち抜け)
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images