新監督は遠藤航に「納得していない」 “双子23歳”補強噂を英報道「15億円のスター選手」
クインテン・ティンバー獲得の噂
イングランド1部リバプール所属の日本代表MF遠藤航は、現地時間8月25日に行われたプレミアリーグ第2節のブレントフォード戦(2-0)の終盤から今季初出場を果たした。一方、英メディア「TBR Football」は、今夏の移籍市場で同ポジションのオランダ代表DFの双子の弟をターゲットにしていると伝えている。
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アルネ・スロット監督が新たに就任したリバプールは、昨季ユルゲン・クロップ体制で遠藤が担っていたボランチを1枚から2枚に変更。アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが開幕から先発を務めている。
25日のブレントフォード戦(2-0)も同様に2人がスタメン出場。遠藤は後半アディショナルタイム1分、フラーフェンベルフと交代で約4分間プレーした。短い出場機会には「こんな屈辱ないよ」「チャンスものにするしかない」といった賛否の声もSNSで上がっている。
これまでも中盤アンカーポジション(6番)の役割を担う新たな選手の獲得が噂とされてきたリバプール。「TBR Football」では「スロットが800万ポンド(約15億円)のフェイエノールトのスター選手との再会を考えている」と、中盤の補強案としてMFクインテン・ティンバーの名前を挙げた。23歳のクインテン・ティンバーは、イングランド1部アーセナルに所属しているユリエン・ティンバーの双子の弟。オランダ世代別代表でも名を刻んでいる。
2024年にA代表デビューも果たしたクインテン・ティンバー。怪我もありEURO(欧州選手権)2024には出場できなかったが、今注目を集める中盤選手の1人だ。記事では「リバプールと8月30日までに契約する可能性がある」と報じ「スロットは遠藤航とカーティス・ジョーンズの両選手にまだ納得していないと言われている」と、その背景にも触れている。
昨季までフェイエノールトで共闘していたスロット監督とクインテン・ティンバー。公式戦44試合8ゴール10アシストの成績で、スロット体制のチームを支えた。今シーズンもすでに3試合1ゴールと早速結果を残している。
クインテン・ティンバーとクラブの契約は2026年6月末まで。記事でも「低額な移籍金で契約できる可能性がある」と予想しており、持ち味はその“快速”。「ヨーロッパでも屈指の快速であるイングランド代表DFカイル・ウォーカーより速い」と紹介されており、「スロット監督のシステムにおいて、ティンバーのスピードは間違いなく貴重な戦力となる」と太鼓判を押していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)