鈴木彩艶は名門ミラン相手にも堂々たるプレーを披露

　2024-25シーズンのヨーロッパ主要リーグが開幕。そのなかで、今季イタリア1部セリエAの昇格組・パルマに加入した日本代表GK鈴木彩艶は開幕戦から先発出場。現地時間8月24日に行われた第2節では強豪ACミラン相手に2-1の勝利に大きく貢献した。

　今年初めにカタールで開催されたアジアカップで日本代表の正GKを務めた鈴木はアジア諸国でも知名度を高め、中国の多くのファンも認知している。ミラン戦でフル出場して最少失点に抑えたあと、中国サッカーメディア「懂球帝」では「黒人の運動神経と、東アジア人の勤勉さを完璧に融合した」「まだ22歳だが、アジア最高のGKになりそうだ」と絶賛する声が上がっている。

　中国の大手スポーツメディア「新浪体育」の副編集長などを務めたジャーナリストの陸洋（ルー・ヤン）氏も自身のSNSで鈴木の活躍に着目。「アジアカップではミスもあったが、今季セリエAでは素晴らしいパフォーマンスを見せている。9月5日の（北中米ワールドカップ・アジア最終予選）日本対中国戦では、そちらの鈴木彩艶が見られるだろうか」と、来たる代表戦でのプレーに注目していた。