韓国代表DFが「相手のアシスト」 バイエルンCBコンビの“不安要素”を現地指摘「数え切れないほどのパスミス」

キム・ミンジェ(写真右)が失点直結のパスミス【写真:Getty Images】
キム・ミンジェ(写真右)が失点直結のパスミス【写真:Getty Images】

キム・ミンジェが失点直結のミス

 ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンには今夏、最終ラインに日本代表DF伊藤洋輝が加わった。しかしプレシーズンに怪我で離脱。開幕戦より起用されている韓国代表DFキム・ミンジェへの厳しい指摘が海外で広がっている。

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 現在27歳のキム・ミンジェは、2023年にナポリ(イタリア1部)よりバイエルンに加入。昨シーズンはブンデスリーガ25試合に出場した。バイエルン2年目となった今季は、カップ戦含めすでに公式戦2試合でプレーしている。

 8月25日のリーグ開幕節のヴォルフスブルク戦でもスタメンを飾ったキム・ミンジェだったが、1点リードで迎えた後半2分、タッチライン際でボールを失いその流れから失点。「ボールを保持する時間が長すぎた」と、クラブ専門メディア「Bavarian Football Works」も厳しい見解を述べている。

 また、試合は3-2で競り勝ったものの、後半36分で退いたキム・ミンジェのパフォーマンスは全体を通してもあまり良くなかったようだ。

「ダヨ・ウパメカノとキム・ミンジェは数え切れないほどのパスミスを犯した。韓国人DFは、後半2分にキープする時間が長すぎたためボールを奪われ、相手の得点をアシストしてしまった」

 伊藤の怪我もあり、現在のチーム構成ではCBにキム・ミンジェを起用。期待も高めていた守備の選手が、「不安要素」となっている点を指摘している。「Bavarian Football Works」によると、ヴァンサン・コンパニ監督はこのミスシーンについて言及を避けたと報じられている。

 SNSでも、「今年もダメそう」「心配が上回ってしまう」「組み合わせは良くない」「酷い」と厳しい意見が並んだ。勝利を収めたとはいえ、2失点してしまい、課題を露呈。伊藤の復帰も待たれるなか、バイエルンの指揮官は次節でどんな11人を送り出すだろうか。

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