日本代表17億GKの株上昇 マンU守護神より「技術的に優れている」…海外であふれる賛辞
セリエAパルマGK鈴木彩艶、ミラン戦の好プレーで評価上昇
イタリア1部セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、現地時間8月24日のリーグ第2節名門ACミラン戦にフル出場。好プレーで2-1勝利に貢献した働きぶりが現地で絶賛されたなか、その反響は広がりを見せている。海外ファンからは技量への賛辞が相次ぎ、名門マンチェスター・ユナイテッドからオファーがあった事実を引き合いに現守護神よりも能力を上とする指摘まで現れた。
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鈴木は昨夏に浦和レッズからベルギー1部シント=トロイデンへ移籍し、今季へ向けパルマへ完全移籍。移籍金はボーナス込み総額1000万ユーロ(約17億円)になるという見通しが報じられていた。セリエAデビュー戦となった17日の開幕戦フィオレンティーナ戦では、ミスもありつつもファインセーブも見せ上々の評価だった。
名門ミラン戦でもスタメン起用された鈴木は、至近距離シュートをセーブする場面やバネのあるジャンプで頭上を襲ったシュートに対応するなど奮闘。1失点したもののその働きぶりへ現地メディア上では高評価が相次ぎ、パルマ専門のニュースサイト「パルマ・ライブ」は「7点」とし「足でのプレーも素晴らしく、リスタートも完璧だった」と大絶賛された。
海外データ分析サイト「FotMob」によると、90分あたりのセーブ数はリーグトップタイの5本。ゴール防御数ではリーグ2位(1.1)を記録しており、開幕から2試合ながらもデータ上でも存在感が際立つ。ミラン戦での好パフォーマンスは反響を呼び、海外ファンからはSNS上で「並外れたゴールキーパーだ」「彼のポジショニング認識力とシュートストップ能力はすごい」といった賛辞が相次いで寄せられた。
イングランド1部の名門ユナイテッドから昨夏獲得オファーが届いたことから、現守護神と比較する「オナナより技術的に優れている」との声、さらには「彼は近い将来間違いなくトップクラブに移籍する」と、さらなるステップアップを期待する反応まで現れており、鈴木の株は一気に上昇している。
浦和レッズの下部組織で研鑽を積み、16歳でプロ契約を結んだ22歳の守護神は、昨夏に自身初の海外挑戦(ベルギー1部シント=トロイデン移籍)を果たし、そこからわずか1年でセリエAへステップアップ。イタリアで上々のスタートを切った姿に次節のナポリ戦(31日/アウェー)での活躍にも期待が膨らむ。
(FOOTBALL ZONE編集部)