今季初の2連勝の札幌、ミシャ監督「勝利に値する内容」と評価も残留へ「飛行機で言えばエコノミークラスの最後方にいる」

札幌のペトロヴィッチ監督【写真:徳原隆元】
札幌のペトロヴィッチ監督【写真:徳原隆元】

札幌が磐田に2-0勝利

 北海道コンサドーレ札幌は8月25日、J1リーグ第28節でジュビロ磐田と対戦。2-0で白星を飾るとともに、今季初の2連勝となり、ペトロヴィッチ監督は試合後、「勝利に値する内容だった」と語った。

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 J1最下位に沈む札幌は、前半9分にMF近藤友喜のゴールで敵地で先制。その後は拮抗した展開となり、スコアは動かなかったが、後半44分にMF青木亮太の今季4点目でダメ押し。2-0で勝利した。

 札幌はリーグ戦で今季初の連勝。アウェーでのリーグ戦で無失点勝利は2022年4月の名古屋グランパス戦(2-0)以来43試合ぶりとなった。

 ペトロヴィッチ監督は試合後、「簡単なゲームではなかった。札幌は前からプレッシングをかけて、アグレッシブな我々の攻撃的な姿勢を見せられたと思う。90分を通して、札幌が勝利に値する内容だったと思う」とコメントした。

 しかし、降格圏外の17位とはまだ勝ち点7差離れており、予断は許さない状況。指揮官は「勝利したが、置かれている状況は決して良くはない。飛行機で言えばエコノミークラスの最後方に乗っているようなものだ。我々が残留を果たすには毎試合勝たないといけないし、毎試合が厳しい戦いである」と気を引き締めていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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