シティのペップ監督、CL連続ベスト4進出記録7季で途切れる 大会史上初の合計6得点敗退の屈辱
シティはCL16強敵地第2戦でモナコに1-3敗戦 2戦合計6-6もアウェーゴール差で敗退
マンチェスター・シティはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の敵地第2戦でモナコに3-1で敗れた。2試合合計スコアでは6-6で並んだが、アウェーゴールの差で敗退が決まった。シティを率いるペップ・グアルディオラ監督にとっては、これが監督としては初のCLベスト16敗退で、連続ベスト4進出の記録が7季で途切れる屈辱の敗戦となった。
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シティは本拠地第1戦で5得点を奪って勝利したものの、圧倒的な破壊力を誇るモナコに3得点を許した。第2戦では勝利、あるいは引き分けで無条件突破、敗れても1点差であれば決勝トーナメント行きが確定する有利な状況だった。
前半8分、モナコは今季大ブレーク中の新星FWムバッペが左からのクロスをゴール前で押し込んで先制。さらに同29分にはDFファビーニョが追加点を奪った。シティは後半26分にMFザネがこぼれ球を押し込んでネットを揺らした。この時点でトータルスコア6-5とリードしていた。しかしその6分後、MFバカヨコがセットプレーからヘディングシュートを叩き込んでモナコが試合を分ける1点を手にした。
グアルディオラ監督は2008年にバルセロナでトップチームの監督キャリアをスタート。そこからバルセロナとバイエルン・ミュンヘンで7シーズン連続CLベスト4に進出していたが、シティでの初挑戦でその記録が途絶えた。
データ会社「オプタ」によれば、CLにおいて合計6得点を奪って敗戦したのはシティが初だという。ペップ・シティは不名誉な形で歴史に名を残した。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images