川崎戦の中止決定後、浦和GK西川の振る舞い＆男性ファンの行動が絶賛

　8月24日に埼玉スタジアムで行われたJ1第28節・浦和レッズ対川崎フロンターレの一戦は、断続的な豪雨に見舞われた影響で、前半を終えた時点で試合が中止に。この事態を受け、浦和の主将GK西川周作がユニフォームとGKグローブをスタンドに投げ込む“神対応”場面が話題になったなか、ある男性ファンの行動が絶賛されている。

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　埼スタで行われたこの一戦前には雷雨により観客への避難命令も出るほど悪天候に。状況が落ち着いたことで試合は19時にキックオフ。浦和がMF渡邊凌磨のゴールで先制したが徐々に雨脚が強まり、前半35分ごろからはピッチ上に水溜まりもでき始め、ボールが止まってしまう場面も散見させる状況になった。

　すると前半を1-0で折り返したハーフタイム、両クラブの実行委員とマッチコミッショナーで協議を続け、予報などから今後の回復が見込めないとして中止が決定された。浦和にとっては同じく埼スタで開催予定ながらも雷雨で中止になった今月7日の柏レイソル戦に続く異例の事態になった。

　夏休み期間とあって子供も多く訪れていた本拠地での一戦で、浦和のキャプテンを務める西川が“神対応”を披露。選手たちはロッカールームへと引き揚げていたが、再び姿を現し両ゴール裏やメイン、バックの各スタンドに向けて深々とお辞儀し、メインスタンドにいたファンへユニフォームとGKグローブを投げ込んでピッチをあとにしていた。

　この場面を捉えた映像がSNS上で瞬く間に拡散。ユニフォームをキャッチした少年が嬉しそうにその1着を握りしめ、スタンド上部へと戻る光景もあったなかで、西川の振る舞いには「神対応過ぎるよ」「周作カッコいい！」「さすがキャプテン！！」といった賛辞が続々と上がった。そしてこの場面では、ある男性ファンの行動にも脚光が当たった。

　西川が投げ入れたGKグローブは、スタンド最前列にいた男性ファンがキャッチ。その隣にいた少年がユニフォームをゲットした一方、さらにもう1人子供の姿が。西川へのアピールは実らず落胆するその様子を見た男性ファンは咄嗟にGKグローブをプレゼントしているシーンが確認されている。

　西川の振る舞いと同じく、その男性ファンにも視線が集中。「グローブ譲った方まじでいい人すぎる」「隣の子供に譲った方かっこいいな」「すごい素敵」「めっちゃ心広い」「最高のシーン」と、喝采が相次いで寄せられていた。