暑熱順化も着々 香川が初戦に向けて万全の準備を誓う
復活に懸ける背番号「10」
日本代表MF香川真司は8日、オーストラリアのセスノック合宿を終え、気温30度を超える真夏の気候に順化したと語った。
「思ったよりは動けているんじゃないかと思っている。なので体力的には、そこまで疲れは感じていない。3、4日で調整していきたい。1日目より2日目と、だんだんと慣れていった。割と順応は早かった」
極寒のドイツで前半戦を終え、年末年始に真冬の日本で合宿を張った。その香川は、現地入り翌日のオークランド・シティとの練習試合では苦しそうな様子を見せていた。だが、高温多湿のオーストラリアへの暑熱順化は順調だという。この日の練習では汗を輝かせ、汗腺もしっかりと開いている様子だった。
「しっかり準備する。やはり初戦は大事。そこに良い形で持っていけるようにメンタルと、身体をしっかりと調整したい」
今季マンチェスター・ユナイテッドから復帰したドルトムントは二部降格圏内に低迷。香川自身もスタメンから外されるなど精彩を欠いている。復活に懸ける背番号「10」は、12日の初戦パレスチナ戦まで、心身ともに万全の準備を行う。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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