ブライトンが名門マンU撃破で開幕2連勝 三笘は今季初アシストで海外紙称賛「完璧なボール」
三笘は前半32分にウェルベックの先制点を演出
イングランド1部ブライトンは、現地時間8月24日に行われたプレミアリーグ第2節マンチェスター・ユナイテッド戦で2-1と勝利した。先発出場した日本代表MF三笘薫は、前半32分に今季初アシストで先制点をお膳立てしている。
0-0で迎えた前半32分、三笘はブラジル代表FWジョアン・ペドロのクロスが流れたところを敵陣で拾うと、すぐさま右足で折り返し。ゴール前で待ち受けていた元イングランド代表FWダニー・ウェルベックがダイレクトで押し込み、先制点が生まれた。
33歳のウェルベックはこれがクラブキャリア通算100ゴール目。三笘は今季初アシストとなった。フランス紙「レキップ」は三笘のアシストを「完璧なボール」と称し、英紙「インデペンデント」は「6ヤード(約5.4メートル)のアシスト」と速報した。
前半35分には、ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドで認められなかった。
1点リードで前半を折り返したブライトンは、後半14分にウェルベックがヘディングシュートを放つもクロスバー直撃。逆に、後半15分にユナイテッドがコートジボワール代表FWアマド・ディアロが持ち込んで放ったシュートがブライトンの選手に当たってゴールネットを揺らし、試合は1-1の同点となった。
さらに、ユナイテッドは後半25分にカウンターから最後はアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョが押し込んで勝ち越したように見えたが、ボールはゴールライン上にいたオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーに当たっており、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、オフサイドで取り消された。
試合は1-1のまま後半アディショナルタイムに突入したが、同6分にジョアン・ペドロが今季初得点となる勝ち越しゴール。2-1で接戦を制し、ブライトンが開幕2連勝を飾った。
(FOOTBALL ZONE編集部)