代謝障害で離脱中のゲッツェが今季絶望 ドルトムント公式サイトで治療に専念と発表

2月の精密検査で判明し離脱 クラブ公式サイト「次のシーズンの準備を進める」

 ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは代謝障害と診断され、治療のために戦線離脱を余儀なくされているが、今季の全日程を欠場することが決まった。クラブ公式サイトで発表されている。

 ゲッツェは2月に精密検査を受け、代謝障害の診断が下った後、チーム練習から離れている。

 「治療にポジティブな反応があるなら、ゲッツェは夏の早い段階でトレーニングを再開できる。中盤の選手は現在リハビリを行い、個別なトレーニングをこなしている。選手にとっても、長期的な目標は完全に復調することで、次のシーズンの準備を進めること」とドルトムントは声明文を発表している。

 2014年ブラジル・ワールドカップの決勝弾を決めた英雄ゲッツェは、今季開幕前にバイエルンから移籍金2600万ユーロ(約32億円)で復帰した。だが、コンディション不良に悩まされ、ドイツ最高の才能と呼ばれるポテンシャルを発揮できていなかった。

 日本代表MF香川真司とかつて流麗な連携を誇った至宝の今季絶望というニュースは、チームにとっても痛手となる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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