日本代表FWにOB疑問視「マンCレベルか確信を持てない」 質には太鼓判も…移籍の噂に見解
セルティックOBのピーター・グラント氏は古橋の残留を希望
スコットランド1部セルティックに所属する日本人FW古橋亨梧は、イングランド1部王者マンチェスター・シティからの関心が報じられている。セルティックOBのピーター・グラント氏は、古橋の力を認めつつも「シティのレベルの選手かは確信を持てない」とコメントした。
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シティは今夏の移籍市場でスペイン1部アトレティコ・マドリードへ8200万ポンド(約120億円)で移籍したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの後釜を探しており、プレシーズンマッチでも対戦したセルティックのエースである古橋がその候補に挙がったという。
1982~97年にセルティックに在籍したグラント氏は、シティが古橋に関心を持ったことは古巣にとっていいことだと語る。
「もし、これが真実であるとすれば、私にとって喜ばしいことだ。それはマンチェスター・シティという、ヨーロッパにとどまらず、おそらく世界最高のクラブが、所属選手に関心を持っているということは、正しいことをしているという証明になるからだ。そして、私は言い続けているが、セルティックの選手たち全員が他クラブの関心を引いてほしい。それは正しく仕事をしていることを示すもので、トロフィーを勝ち獲り、最高の選手たちが頭角を現すことを示すからだ」
そう前置きしたうえで、グラント氏は「私たちは彼が残り、彼を追い続けることを願っている。でも、彼は最高クラスのクオリティーの選手だ。だが、マンチェスター・シティのレベルに至っているかは、確信を持てない。なぜなら、彼とアルバレスとは全く違う選手だと思うからだ。だから、彼らが代役として彼を獲得しようとしているとは思わない」と、アルバレスの後釜にふさわしいかには疑問を口にした。
また記事では、「セルティックでは絶対的なエースだった古橋だが、シティに移籍した場合は、チームのエースになることは難しいだろう。加入1年目の昨季、公式戦52ゴールを挙げたノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドがいるからだ」と言及。「グラント氏のポイントは、セルティックが成功を収めていなければ、シティのようなクラブが我々の選手に関心を持たないだろう。そしてキョウゴを失うことは大打撃になるだろうが、セルティックのファンは1人として、彼がジョゼップ・グアルディオラ監督や世界最高の選手たちとともに働くチャンスを得ることを妬めないだろう」と、古橋が移籍を選択しても受け入れざるを得ないことを認めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)