ルヴァン杯で義務化される「21歳以下日本人選手」の先発起用 該当選手が1名のクラブも…
15日に開幕 該当選手の定義は「当該シーズンの12月31日で21歳以下の選手」
Jリーグは15日に、国内三大タイトルの一つであるルヴァン杯が開幕する。今季からの大きなレギュレーションの変更点として、決勝戦以外の全てのゲームで各クラブは21歳以下の日本人選手を1名以上スタメン起用することが義務付けられている。
公開されているJリーグ規約のルヴァン杯開催要綱には、その21歳以下選手の定義が以下のように記されている。
「本大会の決勝戦を除くすべての試合において、当該シーズンの12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手を1名以上先発出場させなければならない」
つまり、開幕時点や試合の開催日でなく、当該シーズンの12月31日時点で21歳以下であることが必要条件になるため、1996年1月1日以降の誕生日を持つ日本人選手が必ず1名スタメン出場しなければならないことになる。また例外措置として、該当する選手のうち1名以上が年代別を含めた日本代表活動に招集されている場合と、スタメン発表後の負傷で出場できない場合は規則の適用外になるとされている。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場している鹿島アントラーズ、浦和レッズ、川崎フロンターレ、ガンバ大阪は準々決勝からの登場になるが、それでも決勝戦を前にした4ゲームでは21歳以下の選手を起用する義務がある。
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