補強大当たり…新J助っ人驚きの「3/3」 日本で即躍動、ドイツ人の実力が「レベル違う」
トルガイ・アルスランは公式戦シュート3本で3ゴールの活躍
J1サンフレッチェ広島は8月21日の天皇杯ラウンド16でJ2愛媛FCを2-0で下した。今夏加入の大物助っ人MFは、公式戦4試合で3ゴール。シュートを打てば必ず得点する活躍にファンも驚きを隠せないでいる。
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7月22日にオーストラリア1部メルボルン・シティから広島へ加入したドイツ人のトルガイ・アルスラン。これまでハンブルガーSV(ドイツ)、アレマニア・アーヘン(ドイツ)、ハンブルガーSV(ドイツ)、ベシクタシュJK(トルコ)、フェネルバフチェSK(トルコ)、ウディネーゼ(イタリア)、メルボルン・シティ(オーストラリア)と4か国を渡り歩いた経験豊富なMFだ。
来日2試合目となった8月11日のJ1リーグ第26節セレッソ大阪戦では、早速2ゴールをマークし広島に2-0の勝利をもたらす。そんななか、21日の天皇杯ラウンド16愛媛戦で後半21分より途中出場すると、2分後に早速結果を残す。
FW加藤陸次樹が右サイドでカットインから鋭いシュート性のボールをゴール前へ。反応したアルスランは、相手2人を冷静なトラップと冷静なフェイントで滑らせ右足でネットを揺らした。同34分に加藤が追加点を挙げ、広島は2-0の勝利を飾っている。
アルスランはここまでリーグ戦、天皇杯合わせ日本の公式戦で4試合に出場。すでに3得点をマークしており、シュート決定率は100%(3本中3得点)を記録している。ゴール前での冷静な落ち着き、J初ゴールのような強烈ミドルも持つ34歳には「まじでレベル違う」「チート選手」「選んできたスタッフ神」「大当たり」「後半途中からトルガイが出てくるという相手からしたら鬼畜采配」といった称賛の声が届いていた。
出場127分で3ゴールのアルスラン。J1リーグでの首位争いをする広島は、天皇杯、ルヴァンカップも含め“国内三冠”の可能性を残す。起爆剤ともなっているアルスランは、今後どこまで得点を伸ばすのだろうか。