マンC、なぜ日本人獲得説の急浮上? 名将も自ら「チェック」…舞台裏を英解説
古橋にプレミア王者マンC移籍が急浮上…名将ペップが自らチェック
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧に、イングランド1部プレミアリーグの王者マンチェスター・シティ移籍の可能性が急浮上している。英紙は「グアルディオラは29歳のキョウゴが完璧な選択肢になると考えている」と取り上げており、「ペップ・グアルディオラは日本代表選手がゴールを決めるのを間近でチェックしていた」と、プレシーズンツアーでシティのジョゼップ・グアルディオラ監督が古橋を自ら確認する機会があったことを説明している。
古橋は2021年、当時アンジェ・ポステコグルー監督が指揮していたセルティックに加入。初年度から得点を量産し、リーグ年間ベストイレブンに選出された。翌2022-23シーズンには得点王とMVPを受賞し、絶対的エースとして座を確立した。一方、肩に負傷を抱えていることもあり、昨季就任したブレンダン・ロジャース監督の新体制では出場機会が減少する傾向にあり、去就が注目を集める事態になっていた。
そのなかで、古橋のシティ移籍の可能性が急浮上していると多くの現地メディアに取り沙汰されており、今夏にスペイン1部ラ・リーガのアトレティコ・マドリードへと移籍したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの後任の有力ターゲットにリストアップされていると報じられている。英紙「ザ・サン」スコットランド版も、「エースストライカーであるアーリング・(ブラウト・)ハーランドのバックアップが必要となっている状況で、ペップ・グアルディオラは29歳のキョウゴが完璧な選択肢になると考えている」と取り上げている。
記事では、「シティとセルティックの両チームがアメリカでプレシーズンツアーを実施していた期間、ノースカロライナ州で行われた対戦で、ペップ・グアルディオラは日本代表選手がゴールを決めるのを間近でチェックしていた」と、今夏のプレシーズンツアーでペップが古橋を肉眼で確認する機会もあったことを説明。「No.2のリージョも神戸で指導していたことから、キョウゴを熟知している」と、師弟関係にあった現コーチのフアン・マヌエル・リージョ氏の存在も後押しになると強調した。
移籍市場は約1週間残っているなか、シティ加入は実現するのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)