レスター戦で退場のナスリを英紙が酷評 完全移籍を狙うセビージャには「考え直したほうがいい」
ヴァーディと小競り合いを起こし、CL16強敗退の要因となった問題児を“失敗者”と断罪
セビージャの元フランス代表MFサミル・ナスリは今季マンチェスター・シティから期限付き移籍で加入し、セビージャ攻撃陣の中心として君臨している。しかし、現地時間14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦レスターとの敵地第2戦では、FWジェイミー・ヴァーディと小競り合いを起こして退場処分となり、2戦合計2-3で逆転負けの戦犯となったことで英メディアから酷評されている。
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昨季までシティでプレーしていたナスリは、久しぶりにイングランドの地に降り立ったが、ほろ苦い一戦となってしまった。
レスターに2点を奪われ、合計スコア2-3と逆転された状況で迎えた後半28分だった。ドリブルでボールを運ぶナスリに対し、FWヴァーディが激しくプレスをかけ、背後から手で押すような格好となった。このプレーにナスリが激怒。凄まじい剣幕でヴァーディに詰め寄り、軽い頭突きを見舞った。
この行為に対し、主審はイエローカードを提示。ナスリは、この試合2度目の警告で退場処分となった。1点を奪えば延長戦に持ち込めたセビージャだったが、同33分に得たPKでもMFエンゾンジのシュートがGKシュマイケルに防がれるなど、結局追いつくことができずに敗退が決定。UEFAヨーロッパリーグ3連覇中だったが、今季はCLベスト16という成績で欧州での戦いの幕を閉じることになった。
その戦犯の一人となったナスリを、英紙「ザ・サン」は次のような辛辣な見出しで酷評している。
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