久保建英の市場価値“スター級”に上昇…海外絶賛、ラ・リーガで「本物の実力者に」
今やリーガを代表する選手の1人に…成長遂げた久保の実力に太鼓判
日本代表MF久保建英はスペイン1部レアル・ソシエダでの活躍で評価を高め、移籍市場が開くたびにビッグクラブからの関心が噂される選手となった。スペイン紙「AS」は「将来を期待される選手から本物になった」と今やリーガを代表する選手の1人としてその実力に太鼓判を押している。
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FCバルセロナの下部組織で育ち、Jリーグでのプレーを経てレアル・マドリードに渡った久保。ラ・リーガにやってきて最初の3シーズンはレアルからローン移籍を繰り返していたが、2022年に完全移籍したソシエダで定位置を掴んだ。今やチームの中心選手として攻撃を牽引する存在だ。
スペイン紙「AS」は近年躍進するソシエダの選手たちが市場価値を高めていると特集。今夏にリバプールが引き抜きに動いたMFマルティン・スビメンディやアーセナル移籍が噂されるMFミケル・メリーノ、MFブライス・メンデス、FWミケル・オヤルサバルといったタレントが目白押しだが、久保はそのなかでも最も高く評価される選手として絶賛されている。レアル、バルセロナという国内では突出した2大クラブを除くラ・リーガの18クラブの中で見れば、3番目に市場価値が高いのだという。
「(ドイツの移籍専門サイト)Transfermarktによれば、1位のFWフリアン・アルバレス(9000万ユーロ/約146億円)と2位のFWニコ・ウィリアムズ(7000万ユーロ/約114億円)に続き、タケ・クボは(レアルとバルサを除く)ラ・リーガの中で3番目に評価が高い(5000万ユーロ/約81億円)。この日本人アタッカーは将来を期待される選手から本物の実力者になった。彼の攻撃のパフォーマンスは23歳という年齢を超えている。(昨季の)7ゴール5アシストが彼の価値を倍増させ、複数のビッグクラブからの関心を集めている。しかし、彼が最近2029年までクラブとの契約を更新したことは、彼に移籍の意志がないこと、サン・セバスティアンでのプロジェクトに自信を持っていることを証明している」
今夏にはイングランド1部リバプールへの移籍も噂された久保だが、今季もソシエダで開幕を迎え、この夏にチームを去る可能性は低いと見られている。3シーズン目を迎えるソシエダでその価値をどこまで高めていくのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)