五輪出場“0”も「覚醒」「いなきゃ今頃降格圏」 193cm長身…21歳期待のGKが守護神確立へ
野澤大志ブランドンが東京V戦でビッグセーブ連発
J1のFC東京で、パリ五輪帰りのGKが躍動している。21歳の野澤大志ブランドンは、ここまで16試合ゴールを守りその才能を見せつけている。東京ヴェルディとのダービーでは驚きのセーブを何度も披露した。
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沖縄出身の野澤は、193センチの長身GK。FC東京ユースより2020年より正式にトップチームに昇格し、翌年よりいわてグルージャ盛岡に育成型期限付き移籍した。2年間プレーするなかでJ3リーグ14試合、J2リーグ22試合に出場。23年にFC東京に復帰した。
24年のパリ五輪のメンバーにも選ばれた野澤だったが、小久保玲央ブライアン(ベンフィカ→シント=トロイデン)が正GKを務めたため出番はなし。ただ五輪から帰還した野澤は、圧巻のプレーを披露する。
特に8月17日に行われた東京Vとの試合では、相手の猛攻を幾度となくセーブ。無失点で切り抜け勝ち点1をもぎ取った。このプレーシーンはJリーグ公式X(旧ツイッター)でも取り上げられ、「大志がいなきゃ今頃降格圏いそう」「パリ五輪後に覚醒」「まさに日本のドンナルンマ」「なんで止めれるん」といった賛辞の声が溢れている。
データ上でも、ペナルティエリア内セーブ率は71.1%でJ1リーグ4位。またエリア内のシュートパンチング率が42.2%の2位となっている。全体のセーブ率=セーブ数÷(セーブ数+失点)も4位の78で、守護神の能力の高さが垣間見えていた。
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