浦和、タックル被害で負傷のMF大久保は右足関節の捻挫 次節出場は不透明…主審の判定に指揮官は怒り

浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督【写真:徳原隆元】
浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督【写真:徳原隆元】

鹿島戦でタックルを受けるもノーカード判定だった

 浦和レッズは8月19日のトレーニングを公開で実施。17日のJ1リーグ第27節鹿島アントラーズ戦でプレーした選手たちは軽い調整で済ませたが、途中交代になったMF大久保智明は右足関節の捻挫だと明らかにされた。

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 浦和は鹿島戦の前半に2回の決定機を作ったが、いずれも大久保が自陣からのドリブルで展開を作ったところから生まれたものだった。しかし、前半の内に相手MF柴崎岳に斜め後ろからのタックルを受けた場面で負傷。ハーフタイムでの交代になっていた。

 浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督は試合後に「本日のレフェリーはいい仕事をしたと思うが、トモ(大久保智明)の場面でイエローカードが出なかったのは選手を守らなかったという点で私には受け入れがたい」と、珍しく怒気を含んだ声で話していた。その大久保について浦和は右足関節の捻挫とし、全治期間などは非公表とした。

 4月のガンバ大阪戦でも同じようなタックルを受けて負傷していた大久保だけに、試合後は無念の思いを話したうえで「カウンターを止めたい選手の気持ちは分かるけど、そこでイエローカードを出してくれれば。その2つとも出さないとなると、浦和と鹿島のような試合ではやり合いになってしまう。前半でカードを出しづらいというレフェリーの方の気持ちも分かりますけど」とも話していた。

 24日に控える川崎フロンターレ戦に向け大久保が間に合うのかは微妙な情勢だ。一方でFW前田直輝は負傷から復帰してフル合流。鹿島戦では登録メンバーから外れたFW二田理央ら、右サイドの人選はポイントになるかもしれない。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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