腕の位置は妥当? J2で起きたハンド→PK判定に賛否「流石に可哀想」「全く問題ない」

PKが与えられたハンドシーンに注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
PKが与えられたハンドシーンに注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

愛媛DF小川大空の左腕にボールが当たる

 愛媛FCは8月18日、J2リーグ第27節で大分トリニータと対戦し3-2の逆転勝利を飾った。前半に2失点の苦しい展開だったが、大分のPKとなったハンド判定には賛否の声が寄せられている。

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 前半2分に失点した愛媛は、その後も大分の攻撃に苦戦。同9分、カウンターを仕掛ける大分のFWキム・ヒョンウが裏へ抜け出す。全力で戻った愛媛DF小川大空がスライディングタックルも取り切れず。すぐ立ち上がってシュートブロックをしたが、この時に小川の左腕にボールが当たりハンドの反則を取られた。

 リプレイの映像では、小川の左腕にボールが当たってはいるものの身体に近い位置。ハンドの反則は競技規則上「競技者の手や腕にボールが触れることのすべてが、反則になるわけではない」と明記されており、多少判定の幅がある部分だ。続く競技規則のハンド規定は以下のとおり。

「例えば手や腕をボールの方向に動かし、意図的に手や腕でボールに触れる。手や腕で身体を不自然に大きくして、手や腕でボールに触れる。手や腕の位置が、その状況における競技者の身体の動きによるものではなく、また、競技者の身体の動きから正当ではないと判断された場合、競技者は、不自然に身体を大きくしたとみなされる。競技者の手や腕がそのような位置にあったならば、手や腕にボールが当たりハンドの反則で罰せられるリスクがある」

 そのなかで、SNS上ではファンから「このハンドはかわいそう」「ハンド判定は厳しい」「ルールがわからなくなってきた…」「副審かな?よく見てた」「流石に可哀想」「全く問題ない判定」「PK無しが妥当」など、判定について賛否の声が寄せられていた。

 このPKを沈められ2失点目を喫した愛媛だったが、前半35分のDFユ・イェチャンの一撃を皮切りに反撃。FW藤原悠汰、MF窪田稜の途中出場の2人がゴールを決め、劣勢を覆して3-2の逆転勝利を愛媛が飾っている。

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