J1強豪→電撃移籍で「無双」 地元出身レジェンドが3戦2発…「起爆剤」っぷりが話題
鹿島から山形移籍の土居は長崎戦でも相手のミスを逃さず得点
モンテディオ山形は8月17日、J2リーグ第27節のV・ファーレン長崎戦で4-2の勝利を収めた。生まれ故郷に移籍加入したMF土居聖真は移籍後3試合ですでに2ゴールと圧巻の活躍を披露している。
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現在32歳の土居は、山形で生まれ鹿島アントラーズのジュニアユースに加入。ユースを経由して2011年にトップチームに昇格してから24年夏までの約12年半を鹿島で過ごし、J1リーグ通算52得点をマークしている。15年からは伝統の背番号8を付けてプレーしていた。
そんな土居が、24年夏の移籍市場で生まれ故郷でもある山形へ電撃移籍。8月3日のリーグ第25節、アウェーでのファジアーノ岡山戦(1-1)に早速出場してゴールを決めた。11日の第28節徳島ヴォルティス戦(1-0)にも出場した土居は、続く第27節長崎戦では前半17分に見せ場を作る。
相手がバックラインでパスを回しているなか、不用意なボランチへのパスを鋭いチェイスでカット。そのまま落ち着いて左足を振り抜きゴールネットを揺らした。この一発で勢いに乗った山形は、FWディサロ燦シルヴァーノ、高橋潤哉、DF山田拓巳もゴールを決める。2失点はしたものの、4-2のスコアで勝利し、直近3戦無敗となった。
加入後3戦2発の土居には大きな注目が集まっており、ファンからも「J2で無双」「J1レベルすぎる」「起爆剤になってるのは間違いない」「やっぱりすげえ」「適応力もすごい」といった賛辞の声が続々と寄せられた。
山形は24日、次節アウェーで藤枝MYFCと対戦予定。現在のリーグ戦10位から昇格を目指すため、負けられない戦いは続く。土居の加入は、クラブにとっていい好材料となっている。