英同僚が驚き…日本人21歳が「こんなに速いとは」 海外デビュー戦で残したインパクト

鳥栖からバーミンガムに移籍をした横山歩夢【写真:Getty Images】
鳥栖からバーミンガムに移籍をした横山歩夢【写真:Getty Images】

バーミンガム横山歩夢、デビュー戦で早速アシストマーク

 今夏にイングランド3部バーミンガム・シティに加入したMF横山歩夢は現地時間8月17日に行われたリーグ戦第2節のウィコム・ワンダラーズ戦(3-2)に途中出場し、持ち前のスピードを生かしたプレーで早速アシストを記録した。アシストを受けたチームメイトも「彼があんなに速いなんて知らなかった」と加入間もない横山が残したインパクトに衝撃を受けていたようだ。

 横山は今月10日にJ1サガン鳥栖からバーミンガムへの完全移籍が決定。移籍から1週間あまりでデビューを迎えた。1-1で迎えた後半19分からピッチに立つと、その4分後に左サイドをスピードに乗って駆け抜けると、フェイントを交えて相手DFを抜き去り、ゴール前へクロス。これを横山同様に今夏新加入の19歳MFルーク・ハリス(←フルハム)が蹴り込んで勝ち越しゴールにつなげた。

 MF三好康児も途中出場していたバーミンガムは3-2で勝利。21歳で欧州リーグ初挑戦の横山はいきなりチームの今季初勝利に貢献した。

 横山のアシストを受けてゴールを決めたハリスはクラブ公式テレビの「BluesTV」のインタビューで「彼(横山)がこんなに速いとは知らなかったよ。彼はトリッキーなプレーヤーで、ボックス内に素晴らしいボールを送ってくれた」と横山が見せたスピードと技術の高さを称賛していた。

 移籍決定から8日、そしてピッチに立ってわずか4分で決めた“電光石火”のアシストは、チームメイトにもその特長を印象付ける完璧な自己紹介となったようだ。

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