意識失う危機も…“咄嗟の行動”に「感動する」 J1ダービー戦、フェアプレーが「素晴らしい」
FC東京対東京ヴェルディで会場騒然のアクシデント発生
8月17日に行われたJ1リーグ第27節・FC東京対東京ヴェルディの東京ダービーの試合中、FC東京DF森重真人が相手選手のシュートを頭部に受けて一時意識を失うアクシデントが発生。スタジアムが騒然となったなかで、医療スタッフが見せた咄嗟の行動が注目を浴びている。
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先発出場した森重は後半35分、東京VのFW染野唯月が放ったシュートを後頭部に受け、意識を失い倒れ込んだ。その場で治療を施したがプレー続行不可能となり、脳震盪ルールでDF岡哲平と交代に。担架に乗せられてロッカールームへと運ばれていった。
至近距離からのシュートを受けた森重がピッチに倒れた瞬間、その場では審判や両選手たちが集まり、ピクリとも動かない森重の姿にスタジアムは騒然。救助を早急に求めるジェスチャーも見られたなか、迅速に駆け付けたのが東京Vの医療スタッフたちだった。
東京V側のベンチ前に近い距離で起こった出来事だったとはいえ、宿敵対決となったなかで、敵味方関係のない感動の光景がSNS上で話題に。「素晴らしい対応」「咄嗟のフェアプレー、感動する」「敵チームでも迅速にピッチに入って救護したヴェルディのメディカルは素晴らしい」といった賛辞が相次いだ。
森重は幸い大事には至らず、翌18日に自身のSNSで「検査も終わり問題ありませんでした 心配おかけしました」と、無事に回復したことを報告。「ヴェルディの選手、スタッフの方々、審判、チームメイト、スタッフ、救急、病院の方々、迅速に対応していただきありがとうございます 全ての方々に感謝です」と、メッセージを残した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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