デビューわずか4分…日本人FWに英熱狂「どう見つけた?」 逸材21歳が「いきなりアシスト」

横山歩夢【写真:Getty Images】
横山歩夢【写真:Getty Images】

英3部バーミンガムへ移籍したFW横山歩夢、デビュー戦でアシスト

 今夏にJ1サガン鳥栖から英3部バーミンガム・シティへ移籍したFW横山歩夢が、現地時間8月17日に行われたEFLリーグ1の第2節ウィコム戦で移籍後初出場し、勝ち越しゴールをアシスト。持ち味の鋭い仕掛けで相手を翻弄し、味方のゴールを導いた。初の海外挑戦でいきなり仕事を果たした姿に反響が広がっている。

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 アウェーで行われたウィコム戦でベンチスタートとなった21歳の横山は、1-1の同点で迎えた後半19分に途中出場を果たし、英デビュー。その4分後、左サイドでボールを持つといきなり見せ場を作った。マッチアップした相手をフェイントを交えてかわすと、クロスからMFルーク・ハリスのゴールを演出した。

 英デビューからわずか4分でアシストをマークする離れ業をやってのけた逸材のプレーに、SNS上では「いきなりアシスト決めた」「価値をアピールしてみせた」「半端ない!」といった日本ファンからの反応に加え、現地ファンからも「なんてデビューだ」「この日本のワンダーキッドはどうやって見つけて獲得したのか?」と驚きの声が漏れた。

 横山は2003年生まれのパリ五輪世代。残念ながら今夏の五輪メンバーから落選となったが、21年の松本山雅FCでのプロデビュー後からポテンシャルの高さが注目を浴び、渡英前の鳥栖では、切れ味鋭いドリブル突破から特筆すべき活躍を見せ、リーグ戦24試合に出場し、5得点をマーク。その活躍ぶりがバーミンガムの目に留まった。

 同胞MF三好康児も所属するバーミンガムで3年契約を締結した逸材は、自身初となる海外挑戦で最高のスタートを切ることに。さらなる飛躍へ期待を膨らませている。

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