シメオネ監督がF・トーレスを称賛 「力強く、スピードもあった」

「競争力のあるチームを送り出した」

 

 シメオネ監督は後半14分までピッチに立ったトーレスのプレーを高く評価した。

 今季開幕前にチェルシーから2年間の期限付き移籍でミランに加入したトーレスは右足首捻挫の影響で、3か月間で公式戦わずか1得点と期待通りの活躍ができなかった。しかし、アルゼンチン代表だった現役時代に若きトーレスとアトレチコでともに戦ったシメオネ監督は獲得を熱望したという。

「我々にとって最高の11人をプレーさせたかった。競争力のあるチームを送り出した。だからこそ、辛抱強さとプレシングを見せることができた。攻撃面でのプレスは素晴らしかった」

 指揮官は、7年半ぶりに復帰した英雄をいきなり先発で起用したのは“顔見せ”ではないことを強調。確かな手腕で宿敵相手に見事先勝したシメオネ監督には、エルニーニョ(神の子)と呼ばれた天才ストライカーの再生も期待されている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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