4戦5発のJ助っ人が「救世主」 J1低迷クラブが降格圏脱出…理不尽ぶりに驚愕「反則」
ラファエル・エリアスがC大阪戦でハット達成
京都サンガF.C.は8月17日、J1リーグ第27節でセレッソ大阪と対戦して5-3の勝利を飾った。上位相手に才能を爆発させたのは、今夏加入のブラジル人FWラファエル・エリアス。ハットトリック達成の助っ人FWにはファンの間でも衝撃が広がっている。
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後半戦に向けて新たな戦力となっているのが、6月24日に加入したラファエル・エリアスだ。デビュー2戦目となったジュビロ磐田戦(第24節/2-1)で決勝ゴールを挙げる活躍。J移籍後初得点をマークすると、続く名古屋グランパス戦(第25節/3-2)でもゴールを決める。
第26節アルビレックス新潟戦(0-2)ではノーゴールに終わったが、迎えたアウェーのC大阪戦でブラジル人ストライカーが爆発する。前半12分、右サイドの相手から刈り取る守備でボール奪取。パスで中央のFW原大智へ渡す。原のミドルシュートはポスト直撃となるも、こぼれを拾ったラファエル・エリアスが沈めて京都が先制に成功した。
前半17分には原、同28分にはDF福田心之助が追加点を挙げた京都。1点を失ったのちの後半11分には、ラファエル・エリアスが福田のクロスに頭で合わせ4-1とする。同19分には、FWマルコ・トゥーリオのグラウンダーの折り返しを押し込み、ハットトリックを達成した。
終盤に2つの失点を重ねたものの、京都は5-3でC大阪を撃破。降格圏から脱出しリーグ16位に上昇した。4戦5発と圧倒的な決定力を示したラファエル・エリアスには、SNS上で「化け物」「永遠にサンガにいてくれ」「反則すぎ」「メシアが誕生」「救世主」「大当たり」と驚きの声が相次いでいる。
まさに京都の救世主となったラファエル・エリアス。今夏の補強で徐々に調子を上げてきた京都は、8月21日に天皇杯ラウンド16で大分トリニータと対戦予定だ。その3日後にはJ1リーグ第28節FC東京戦も控えているなか、再び新助っ人が爆発するだろうか。