他クラブ戦々恐々…J1最下位が「補強大当たり」 元韓国代表29歳が別格「まじで頼もしい」
鳥栖戦のトラッキングデータ1位、韓国人CBの働きに賛辞
北海道コンサドーレ札幌は8月16日に行われたJ1第27節のサガン鳥栖戦で5-3と快勝。前半だけで3ゴールを奪うなど攻撃陣が奮起した一方で、ディフェンス陣では今夏新加入した29歳の元韓国代表CB(センターバック)のパフォーマンスに注目が集まっている。
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今季低迷が続く最下位の札幌だが、鳥栖とのホーム戦では開始10分にMFスパチョークの得点で先制すると、MF駒井善成が2得点し勢いに乗った。後半に入り一時1点差まで詰め寄られる場面もあったが、オウンゴールと新助っ人FWアマドゥ・バカヨコの来日初ゴールとなるPK弾で5得点の快勝を飾った。
シーズン前半戦の札幌は得点力不足が顕著だったものの、直近5試合で14得点と課題解消の兆しが。一方守備陣ではDFパク・ミンギュの働きが脚光を浴びている。韓国1部水原FCから完全移籍で加入した29歳は、第25節の横浜F・マリノス戦で初出場。3試合目の出番となった鳥栖戦では献身的な守りが光った。
実際、この試合のトラッキングデータでは走行距離(11.49キロ)、スプリント回数(19回)でともに1位に。ここ5試合の総失点(12失点)は気掛かりながらも、SNS上でファンからは「ミンギュの走りがチームを助けてるのは実感できる」「札幌を今支えてる」「補強大当たり」「まじで頼もしい」といった賛辞が相次いだ。
3試合ぶりの勝利をきっかけに、さらなる浮上を狙う札幌。守備陣では今夏加入から“即フィット”し、抜群の運動量と堅い守りで最終ラインを支える韓国人CBのさらなる奮起に期待が懸かる。
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