古巣復帰のF・トーレスがRマドリード戦で先発 宿敵撃破に「色々なことに幸せを感じている」

 

ミランから移籍後、スペイン国王杯で即先発

 

 アトレチコ・マドリードに期限付き移籍で復帰した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが7日の国王杯16強のホーム初戦レアル・マドリード戦で再デビュー。宿敵相手の2-0勝利に貢献すると、喜びを爆発させた。

 7年半ぶりにビセンテ・カルデロンに復帰したトーレスはディエゴ・シメオネ監督の予告通りに1トップで先発。後半13分、ラウール・ガルシアのPKによる先制ゴールを見届けると、交代でピッチを去った。

「僕は色々なことに幸せを感じているんだ。チームの結果、我々の経験した雰囲気、ファン、全てにだ」

 今季絶好調の宿敵に対する快勝劇に貢献したトーレスは試合後、衛星放送「カナルプリュス」でこう語った。

 今季開幕前にチェルシーから2年間の期限付き移籍でACミランに移籍した。フィリッポ・インザーギ監督にも信頼を寄せられたが、デビュー戦前日に右足首を捻挫。この怪我が治りきらないままプレーを続け、前半戦1得点という想定外の不振に陥った。そして、今季加入後のアトレチコで活躍できなかったイタリア代表MFアレッシオ・チェルチとトレードという形で古巣へ。トーレスは11歳から過ごしたサッカー選手としての原点に戻ってきた。

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